なんか必死すぎる感じ

フィンランドに帰ってきて丸一週間。
なんだか無駄に色んなことしたなーって思います。
こう、『暇』な状態にならないように必死になにかすること探してる感じ。
することがないと日本のこと、家族のこと、友達のこと考えちゃうからでしょうか？
日本だったら面白いテレビあるのにとか、日本だったら買い物行ったら時間潰せるのにとか。
そんなどうしようもないことにすらイライラしちゃう。

実は、今まであまり『一人の時間』が無かったんですよね。
子どものころから人に囲まれてることが当たり前の生活してきました。
一人でもどこかへ出掛けるとか出来ればまだ気も紛れるんですけどね。
フィンランドに来たときもものすごくストレスで爪噛んじゃって指先は常に絆創膏でした。
今では頑張ってちゃんと伸ばしてますよ(ノ∀｀;)
一人になること、一人で時間を潰すのはすごく難しいです。
どちらかと言うと家族にもべったりのhiiRは甘えん坊というか、ものすごい寂しがりやなのかなーなんて最近思います。
末っ子要素丸出しです･･･はぁ、どうしましょ。

しかも、同居人が学校・仕事に加えて自分で会社なんか始めちゃったもんだから。
家に居ても何かしらしてることが多くて、フィンランドではhiiRを一番理解してなきゃいけない人でしょ？ってイライラしちゃって八つ当たり。
早速言っちゃいました、『本当の家に帰りたい』って。
大反省してます、年間の大半を過ごすこの場所もちゃんと家なのに。
言わないとわからないですよね、ｈｉｉＲが何を思ってるかなんて。
でもごめんなさいは言えないんですよね、意地っ張りだから。

だからブログで謝ります、ごめんね。

果たしてｈｉｉＲが今まで同居人に謝ったことは何回あるでしょうか？
謎･･･謝った記憶が無い。
喧嘩してもいつもhiiRが怒り通して、結局何も悪くないあっちが謝る。
悪くないのに何で謝るの？!ってまた怒っちゃったり。
何で謝らないの？って言われて今謝ろうと思ったのに！ってまた怒っちゃったり。
そしていつも悪かったなぁって思うのはほとぼりが冷めた後。
謝るタイミングなんかとっくに過ぎちゃってるんです。

これを世間ではわがままって言うんですね。
自分でも分かってます、でも甘やかす同居人も悪い←こら!

びっくりした

自分の想像をはるかに超える人はたくさんいますね。
いい意味でも悪い意味でも。
今回のは悪い方。
びっくりしました、世間知らずというか非常識。
ドジとか天然では片付けられないんじゃないかと思います。
まぁ、本人が気付いてないのか気付いててそのままなのかは分かりませんけど。
でもきっと最終的には自分が後悔するようなことになると思うんです。
他人の気持ちを考えず、自分に都合しか考えないような人は。
自分も過去にそういうことしてしまったことはあるけど…
でも、それを後悔して考えて学んだりはしますよ。
自分の周りの人間を大事に思ってない証拠なんでしょうね。
だったらこっちも大事に思ってやる必要はないんじゃないでしょうか？
hiiRのモットーは常にGive＆Takeですから。
自分を大事にしてくれる人は大切にしたい。
大切な人とは素敵な関係を築いて、それを保っていきたいんです。
そんな考えは子どもかもしれないけど…
『別に迷惑かけてもなんとも思わない存在』にはなりたくないんです。
それくらいならもうそんな関係はいりません。

世の中には色んな人がいますから。
殺人なんかしちゃう人に比べればなんてことないことかもしれないですけどね。



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ふと思うこと

もう4・5年(←曖昧)も付き合ってるのに、結婚しない不思議。
そんな人世界にはたくさん居るんでしょうけどね・・・
ただ、ただでさえ面倒くさい状況なのにそれでもしない。
面倒くさいって言うのは滞在許可とか銀行とか保険とかとりあえず政府が関連していること。
滞在許可は毎年更新だし、そのたびにKelaカード(健康保険)も更新。
それにはお金も時間も掛かるわけで不自由な思いをすることは多々。
フィンランドに来る前とか来て1年目は『そんな滞在許可とかのために結婚なんて・・・』とか言ってたんですけど。もう今は揺らいでます、2人とも。
hiiRは大学生なので、まぁせこい話ですが結婚すれば政府から毎月補助金も出ます。
それは別にいいのですが、hiiRはもともと結婚願望が高いんです。
というよりも子どもが欲しいのです。
近所の子どもと遊んでるとき、スーパーで家族連れを見るとき、いろんな場所で楽しそうな家族をみるといいなーって思います。
たまに同居人に『ほら、みんな赤ちゃん連れてるのにhiiRだけいない』とか言います。
冗談半分本気半分です。

でも2人ともまだ学生で、子どもが生まれてもきちんと育てることは無理です。
どうにかなるかも、なんていう状況はダメですから。
だから早く卒業したい、って気が焦って学校のことも不安になったりします。
これはすごい悪循環です・・・
今始めようとしている事業がある程度成功したらもう学校辞めちゃおうかなとか。
そんな馬鹿なことを考えるときもあるのです。
やっぱり学歴社会ではないっていっても大卒ってことはそれだけ努力をした証拠。
初めから行かなかったのならまだいいけど、中退なんて中途半端すぎる。

なんとも脈絡のない話になってしまいました。
まぁ、ふとこんなことを思う時があるんです。
今年は少なくとも、滞在許可を『同棲』でとろうと試みてみます。
今はserious relationship(真剣な交際?)なのです。
これが同棲になると結婚とほぼ同じ扱いを受けられるとの話なので。
2年以上の同棲が証明できないと・・・みたいなことがネットに書いてあったけど、こっちにきて今回の申請が降りる頃にはフィンランドで丸2年一緒に暮らしてることになる。
同居人が日本にいた時期とかをあわせてくれるのかは分からないけど、とりあえず申請します。
よく分からないんですよねー滞在許可の申請とか内容とか。

あー面倒くさい。

教育制度の違い

今日のニュースでアメリカの11歳の男の子が大学を卒業したと報道してました。
よく聞きますよね、こういう子どもがいわゆる飛び級する話。

hiiRはいかに早く大学を卒業するかは大事ではないと思うんですけどね。
勉強が出来るのはいいことです、才能があるかもしれないし、すごく努力家なのかも。
でもどっちにしても10歳とか11歳で大学卒業ということはつまり、それ以前に大学に入学してるんですよね。情操教育の方はどうなんでしょ？
大学の先生はそんなことをする方法も知らないし、興味もないと思います。
正しくは友達と遊んだりとか、そういうことも大事だと思うんだけど。
同じ大学の友達は出来るかもしれないけど、でもその子たちは少なくとももう18歳のはず。
一体何をして遊ぶんでしょうか？クラブに行けるはずもなく、一緒に勉強ですか？
大学に行くような子どもが他の子どもと同じような遊びをするのかも疑問ですけど。
学校といえば友達を作る場所でもあります。
そこまで年齢が違う人たちが『友達』になるのは難しい、『クラスメイト』とは違います。

とひたすら考えることがあります。
hiiRも同居人も同じ意見です。
子どもは子どもらしく、年相応の友達と時間を過ごして年相応の遊びをしてもらいたい。
やっぱり子どもが周りの人から受ける影響は大きいですから。
変に大人びてしまうのもどうかと思うし・・・
とこれはあくまでも個人的な意見なんですけどね(ノД｀)
もちろｎいいことろもあると思います！
才能や可能性を伸ばすには、早いに越したことはないと思いますから。

と、フィンランド関係ない記事…
フィンランドにはこの制度は在りません。←付け足したようにｗ笑

フィンランドとうつ病

少し真剣で暗めのお話なので苦手な方は避けてくださいね。

これは知っている方も多いかもしれませんがフィンランドでのうつ病は結構深刻です。
一時期は自殺率なんかもすごかったらしいです。
今はそれも回復していますが、決して低いわけでもありません。
そのメインの理由となっていたのがうつ病、そしてうつ病の中でも冬季性うつ病と呼ばれるもの。
これは高緯度地域で主に知られていて通常のものとは少し異なるそうです。

まずこの冬季性うつ病の原因となるのが極端に短い日照時間。
フィンランドでは学校の教科書にこの冬季性うつ病と日照時間の関係が詳しく書いてあります。
日が当たらないから気分が落ち込むとかではなく、特定のホルモンや成分が分泌されにくくなるなどが原因だそうです。

しかし、こんな風に教科書でも取り上げられているからこそ治療にも積極的です。
政府がうつ病の患者さん達の治療費が年間でもかなりの額だといっていました。
認知度や理解度も高く、珍しい病気でもないので周りが気付いてくれることも多々。
精神安定剤を飲むことも、カウンセリングに行くことも恥ずかしいことじゃない、そんな感覚。
きちんとそれに向き合って治療している人、それを他人に言える人が多いことにびっくりします。
それは冬季性うつ病の原因が土地柄や太陽のせいだからかもしれないけど。
日本だとうつ病=心が弱い人っていうイメージは未だになくなってないと思います。
治療することを戸惑わなくていい環境を日本でも作れたら素敵だと思うけど、まだ難しそうですね。

実はhiiRも1月頃に軽度の冬季性うつ病だと診断されました。
軽度だったので特に薬などはもらいませんでしたが、色々アドバイスはもらいました。
お医者さんが言うには、外国(フィンランドより南)から来た人はなってしまうことが多いそうです。
日照時間が今までの環境とはまったく違うことに加えて、生活の変化のストレスなど。
でも、春が来た頃からなんともありませんｗ
冬季性うつ病の方がみんな夏になれば治るのかは分かりませんが･･･。

正しい知識と正しい対処が大事だと、ママも言ってました。
いきなり病院に行かなくてもいいと思うけど、誰かに「最近こうなんだ」って話すことからでもそれは治療の一歩なんじゃないかな、と思ったりします。